Long

□Story 3
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『ハァ〜…』

「どうしたのですか?
貴方がため息なんて
珍しいですね。」

『ちょっと悩み事』


今、あたしはメフィストと
一緒にいる

悩み事とは
燐たちとあたしの事だ


自分のすべてを話した時
ものスゴく驚いていた。


それで、
不安になったんだ…。

自分の力がまた押さえられなくなるんじゃないかって

それと
燐の青い炎で
このままじゃ
あたし自身呑み込まれるん
じゃないかなって


9歳の頃から剣を握って来た
けど、
今は剣が怖くて抜けない…

こんな自分が情けない
と思った。


だから…



『メフィスト!』

「いきなり
どうしたんですか!?」

『あたしまた
修行しに行こうと思う』

「貴方は十分強いと
私は思いますよ」

『ううん…
あたしは弱い
今、怖くて剣が抜けないの』

「ほぅ〜
貴方にしては珍しい
ため息の理由はそれですか」

『燐を見てると
自分がちゃんと炎を操れるか
分からないの…』

「それはどういう意味で?」

『燐の、青い炎見て自分が
押さえるか分からない』

「なるほど…
それで、修行ですか」

『だから…!
学校休ませて…下さい…』

「ただでとは言いません
貴方が今の貴方を越している事が条件です
期限は3日
出来ますか?」

『上等よ
ありがとうっ、メフィスト!
こんな姿もし、お母さんが見たらがなんて言うか分からないからね』

「そうですね…
楽しみにしてますよ」

『うん!』


こうして
修行は始まった





















『はぁ、はぁ』

「もぉ、終わりか?
威勢がいいのは口だけだったか?」

『まだ、終わって…ない!』




今は、
煉魏が人間の姿になって
相手をしてくれてる


こういうのを繰り返し
煉魏と魅爛は交代で
相手をしてくれて
見てる方は
あたしの何処がダメだったとかここをもうちょっと、こうした方がいいとか
アドバイスをくれる


炎も前より操れるようになった
炎で形を作ることとか
出来るようになった


そうして
あっという間に時間は
流れた





xxx
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