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□Story 1
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今日は空が泣いている
あたしの周りの人がまた
死んだ
その人の名前は
藤本獅郎
今はその人のお葬式
『獅郎、今までありがとう
じゃあ、あたし行くね』
立ち上がって行こうとすると
「おい…お前」
『…ん?』
「お前さぁ…ジジィの知り合いか?」
『う〜ん…知り合いって言うかスゴくお世話になった人かな』
「そっか…なんか…悪かったな」
『何で貴方が謝るの?会ってばかりに謝られたら困っちゃうんだけど』
「だって…俺のせいで死んだから」
『あたしは違うと思うよ』
「え…」
『獅郎はきっと、燐君を助けて死んだんだと思うよ』
「なっ…何で俺の名前を…」
『獅郎が君と雪男の話を何度もしてたからだよ
じゃ、あたしは行くね』
「おい!待て!」
『君と会うことは運命で決まってる』
「へ…?」
『次、会った時に名前は教えるよ』
「あ…
行っちゃった…」
(それにしても、アイツ可愛かったな//)
『さっ!明日は、学校だし
塾もある
気合い入れてくぞぉ』
(ヤバイ!荷物多すぎてダンボールに入んないっ(汗))
xxx