マギ
□シンドリア王国
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私は、今何でシンロバット?だっけ??
間違えた!!シンドバットさんの前にいるんでしょう!?
いや、絶対あのお兄さんのせいだからね!?
お兄さんの馬鹿野郎ーーーーーーー。
あのお兄さん誰かの修業だーーーーーーーとか言ってどっかにいっちゃったきり会ってない。
どうせ、私は人見知りですよ。
だって今だって50m離れてスピーカーで話しているんだから!!
「それで、次は住居のことなんだが…」
えっ‼
また、聴いて無かったオチですか!?
まぁ、そんな大切な事は言ってないだろう…多分……
えーっと住居は…
「あの何処でもいいので私の持っている財宝で住まわせてくれませんか?」
「分かった。その財宝は今何処にある?」
財宝は確か…
そして、バックを逆さにして…
「やっほーー。久しぶりね。我が王よ。」
コクリ
「何?財宝が欲しいの?」
コクリ
「可愛い〜。全部出しちゃうの?」
コクリ
「分かったわ。出すわよ。」
ジャーーーーーーー
[少々お待ち下さい]
そして、全部出すと部屋と言うより、ホール?の4分の1が財宝に埋め尽くされた。
みんなは口を開けたまま固まっており、私は待ちくたびれて寝ていた。
すると、雀斑のついた白髪のお兄さんが起こしてくれた。
「師!!それでどうするんですか!?」
「あぁ、財宝はこんなにも貰えない。
でも、これの2分の1でこの王宮に住んで貰おう。」
「ありがとうございます。
そう言えば、私はマリナと言います。
名前を言うのを忘れていました。
私は見てくれた通り迷宮攻略者であってマギでもあります。」
「でも!!マギは迷宮攻略者になれないはずじゃ!!」
「そうなの?」
「あぁ、そう言った事例は今までにない。」
「そうなんですか…
でもルフを呼ぶ事が出来ます。」
「じゃあ、なんで!!」
「もう、いいじゃないか。」
「ゔ、御意」
「それより、俺たちの名前を教えてないね。俺はシンドバットだ。ここの王様だ。だが、気軽に用のある時は言ってくれ!!」
「僕はジャーファルです…」
「もう、いいですか?」
「あぁ、夜。この部屋で待っている。」
「はい。」
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