Original Book

□初デート
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それから映画を見たよ
松田がホラー映画好きらしい

だけど俺は…苦手


「ねぇ松田これじゃなくてアッチのみよ」

「嫌だ」

「どうしても…?」
上目使いをしてみるが無駄だった

「ダメはやく行くぞ」

無理矢理ホラー映画の方へ

松田の黒笑いが怖いよ

映画が始まった

グロいキモい怖い
家に帰りたいよー(半泣き

「ま、松田 手握ってもいい?」

「いいけど、怖いの?」

「う、うん」

松田が不適に笑い手を差し出した

松田の手あったかーいじゃなくてはやく帰りたい!


松田はなんか普通な顔してるこいつ怖いもの無しかよ!?

とかいろいろなことがあって映画が終わった


「次どこ行くか?」

「うーんどこでも」
さっきの映画を思いだしてまた半泣きしそうだ

「それじゃあ適当にご飯食べに行くか
昼飯くってないしな」

松田に言われて気がついたまだお昼ご飯食べてなかったんだ
「うん!」

ファミレスについていろいろ注文し、まつ

「さっきの映画怖かったねー」

「そうか?微妙だったけど」

松田おかしいんじゃないか!?
あんな変な髪の長い女が追い掛けてくるんだよ


「松田って不思議だよね」

「なんで」

「俺、松田の知らないとこ多いから今日初めてホラー映画が好きとか」


「まぁ、家族しか知らないしな
今日俺も静のこと知れたぜホラー映画が嫌いなとことか」

くすくす笑う松田恥ずかしい//

「松田の意地悪!」

そう言うとまた笑いだす松田




 
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