Original Book
□松田のバカ!!!
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「松田は、バカだよバカ」
泣きそうになったけど我慢だ我慢
「どっちがバカだよだいたいお前角と何処まで言ってんだ?」
「どこまでってただの友達だし…でも、この前キスされた……」
松田がキレ気味で、「俺もまだしたことないのに」と言っている
「ごめん松田だけど俺、一年の頃からずっと松田が好きだった」
言っちゃった
「なら両思いだったんだな」
へ?なんでこんな…平然?
「なんで?」
「だってお前は角のこと友達だって思ってんだろ?
お前が俺のことを大好きなのはわかったから」
余裕な笑み
「っ…松田は、ばかだよ、ばか」
なぜだかわからないけど涙があふれてきた
「バカはてめーだろ」
また余裕な笑みを浮かべる君
そんな君が大好きなんだ
→あとがき