Original Book
□今日から恋人!?
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静矢は俺の隣の席だ
だけど、後ろの角とばかり喋っているからなんかムカつく
「ちょ、角だめだってまだ授業中」
「いいじゃん別にほら、前向けよ」
と言って角は倍賞の背中を指でなぞる
隣でいちゃいちゃしやがってくそが
静矢も静矢だよな、だいたいなんだよその甘い声は、腹立つ
「松田〜この問題教えて」
こんな時だけ俺に頼るこいつがムカつくから無視
「ねぇ松田?聞いてる」
しつこく聞いてくるので
「うるせーよ、あ?なんだ?」
「怖っΣいや、この問題教えてって」
簡単じゃんこんなの解けないほうがおかしいだろ
これを機会にいいこと考えた
「それで?この問題教えたら何かくれる?」
「へ?別にいいけど…」
「言ったからな」
「うん!それよりこの問題」
「この問題はこの数式にこれをかけて計算するだけ」
「つまり?」
はぁ〜…バカなのかこいつ
「だからこれをこの数式にかけるだけだよ」
なるほどなるほどと言いながら頷いているが本当に分かってんのかこいつ?
とりあえず俺はこいつに後ですることを考えなければ
こいつを強引に押し倒してヤるか?
それとも首輪を繋いで他の男のとこに行け
なくするか?
それとも奴隷とか?