忍岳
□恋…なのか?
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俺はこの春『氷帝』に入学した
「でけーさすが金持ち校だな、つっても小学校も氷帝だったけどな」
とか一人言をいいながら校門をくぐる
と同時にいきなり声をかけられた
「あ、ちょおそこの赤髪ちゃん」
青い髪で関西弁の男に声をかけられた
「ちゃん付けするんじゃねーよクソクソ!なんだ?」
「女の子やとおもうたわ勘忍なぁ
ところでここは氷帝ちゅーとこか?」
「クソクソムカつくそうだよここが氷帝学園中等部だ!」
「さよか、ありがとさん」
と言われ頭を撫でられた
ドキっとしたのは何かの間違いだ
「お、おい!名前は」
「忍足侑士やよろしゅうな」
と笑いながら言う彼がかっこよくて
「俺は向日岳人!よろしくな」
きっと俺の顔は赤いだろう…
恥ずかしくなってそれを言って走って校舎に入った