短編的資料集

□仮面道化
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『自分には仮面が無い』このことが、僕の中に孤独感を生み出した。

自分は他人とは違う…そう実感させられるようで怖かった。


だから、僕は無意識のうちに、毎日の日課のように人混みの中で右目を瞑って左目で人々の仮面をみるようになってた…

同じ仮面を着けてない人を探すかのように…。


そんな日々が続いたある夜…不思議な夢を見た…。




そして…運命が動き出した。
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