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□バレンタイン企画!!vol.8
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ノアールはそれを聞いて漸くセリオスが味見の為に口付けてきたのだと知り思わず声を上げてしまった。

「まったく…貴方と言う人は意地悪だ…」

はぁ、と溜め息をついてそう言えば、

「お前が食べたマカロンの味がよくわかった」

とセリオスは満足げな表情を浮かべる。
それを聞いたノアールは頭から湯気でも出そうなくらい真っ赤な顔をして唇を押さえた。
とんでもないことをさらりと言ってのけたセリオスに言う言葉を失ったノアールは、しばらく黙って視線を泳がせる事しかできない。
セリオスはそんなノアールの様子を意図も楽しそうにじっと見つめていた。



















happy valentine!!
















「お礼と言ってはなんですが、夕飯は僕が作りますから…」
「…………遠慮しておく」







20090317.
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