魔法少女リリカルなのはStrikerS〜Paradise box 〜クロニクル

□第六話 それぞれの想いとすれ違い
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アグスタでの任務が終わり、六課のメンバーは帰還した。今日のところは疲れが残っているということで訓練はなしとなり、フォワードメンバーは隊舎に戻った。一人を除いては…

時間は10時頃であるだろうか。隆一もまた疲れているため、早めに寝て夢修行に入るためにベッドに入った時…
一樹
「おぉ、やってるやってる」
隆一
「何をだ?」
一樹
「まぁ見てみろよ」
そう言われベッドから出て、窓から下に目をやる。
隆一
「ティアナちゃん?」
そこには、デバイスを展開し、周りに球体を散りばめ、光った場所を狙って撃つという修行をしていた。
隆一
「まさか、帰ってきてからずっと…」
一樹
「そう、今日あいつヘマしただろ?無茶な戦いをして味方に弾丸が流れてしまった。それでヴィータに怒られた…違うか?」
隆一
「本当になんでも知ってんだな」
一樹
「まぁな。そんでもってあんなこと続けてちゃあ身体が壊れるって事もな」
隆一
「…」
一樹
「まぁいずれあいつもわかる時がくる。俺達は俺達のすることをすればいいんだよ」
隆一
「そう…だな」
釈然とはしないが、とりあえずベッドに入り、夢修行に向かうのだった。


それから数日間、ティアナは訓練が終わった後も自主練続けていた。途中からスバルも合流し、二人でコンビネーションの練習も始めた。

隆一
「まだやってる…」
一樹
「だ〜か〜ら、気にしなくても大丈夫だって!」
隆一
「でも、たしか明日ってなのはちゃんとの模擬戦でしょ。…大丈夫かな?」
一樹
「あれ、明日だっけ?ははん、それじゃあ明日は良いもの見れるかもな」
隆一
「良いもの?」
一樹
「それは明日までの楽しみって事で」
隆一
「?」
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