魔法少女リリカルなのは〜Paradise box〜

□平凡クラッシュ!!
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俺の名前は杉浦隆一。
平凡すぎる毎日を送っている少年?青年?まあどっちでもいいや そのくらい平凡だってこと。
ちょっと歌が上手かったって理由でバンド部に入った。まあ住めば都じゃないけどそれなりに気に入っていた。
そして今日は文化祭、今まで練習してきた成果を発揮するとき…
隆一
「は〜
男子
「どうした隆一、ため息なんてらしくねぇじゃん彼女と別れたか?」
隆一
「なんだ一樹か」
一樹
「なっ!なんだとはなんだせっかく心配らしいことをしてるのに〜!」
隆一
「その発言の時点で心配はしてないな。ちなみに俺は産まれてこのかた彼女が出来た事はないんだ」
一樹
「まっまあ知ってるけど」
こいつの名前は鳴神一樹。俺達のバンドのギターだ 。お調子者で今みたいにイラッて来るときもあるけどまあいい奴だ。
一樹
「んで、どうしたよ?」
隆一
「夢を見たんだ」
一樹
「?誰でも夢はみるだろ」
隆一
「何か妙にリアルで、泣いている子もいたから…」
一樹
「あ…そう(あれ?こいつこんなにおかしい奴だったっけ?)」
隆一
「…まあいいや、一樹!」
一樹
「ん?」
隆一
「ライブ、成功させっぞ」
一樹
「ふっ…あったりめぇだ!!」
そうしてバンド名ファイアクロニクルのライブが始まった。

そして大盛況で幕を閉じた。
文化祭が終わり隆一は一人で下校していた。
隆一
「成功…かな」
少し笑みをこぼし歩いていた。
すると突然…
隆一
「!?」
何が起こったのだろう、急に一面が真っ白になった。
頭がグラグラする。まともに立ってられない。そして気付いた時には、ある店の前に倒れていた。 隆一
(喉が…)
突然襲って来たとてつもない喉の渇き、そのせいでまともに呼吸が出来ず隆一は気絶してしまった。
次に目が覚めたときにはソファーに寝かされていた。
隆一
「ここは…くっ!(とりあえずこの渇きを何とかしないと…)」
するとそこに一人の少女がやって来た。
栗色をした髪の毛をツインテールで結んでいるかわいらしい女の子だった。
少女
「だっ大丈夫ですか!?」
心配をして近づいて言ってくれた。
隆一
「とっとりあえず、水」
少女
「はっはい」
急いで少女は急いで台所に行きコップにいっぱいの水をいれて持ってきた。
少女
「どうぞ!」
それを受け取り勢いよく飲み干した。
隆一
「ぷは〜しっ死ぬかと思った」
少女
「よかったです」
隆一
「あはは…ありがとう、そうだ君名前は?」
少女
「あっ、なのはです。高町なのは」
隆一
「なのはちゃんか、俺は杉浦隆一よろしくね」
なのは
「あっはい!こちらこそ」
隆一
「それよりここは君の家かな?」
なのは
「はいそうです」
隆一
「そっか、じゃあ何で俺がここにいるか教えてくれるかな?」
なのは
「はい、えっとまず隆一さんがお店の前に倒れてて、それからお兄ちゃんが家に運んで来ました」
隆一
「そのお兄さんは?」
なのは
「今はお店のお手伝いに行ってます。それでなのはが隆一さんを見てろって」
隆一
「そっか…ん〜」
なのは
「どうしたんですか」
隆一
「いや倒れたのは覚えているんだけど、回りに店はなかったはずなんだよね」
なのは
「ふぇ!?そうなんですか?」
隆一
「うん…ん〜まあとりあえず家族の人にお礼言いたいから、ちょっとの間待っていていいかな?」
なのは
「はい、いいですよ」
隆一
「ありがとう」
頭なでなで
なのは
「はう〃ふにゅ〜〃〃」
隆一
「ふふふ」

それから2時間が経ちなのはちゃんのご両親達が帰って来た。

「ふうただいま〜」
なのは
「あっお帰りなさい」

「あっなのはただいま」
兄・姉
「ただいま」

「そうだなのは昼間の奴起きたか?」
なのは
「あっ隆一さん?うん起きてるよ」

「父さん」

「ああちょっと話そう」
そしてみんなでリビングに来た。
隆一は立って軽く礼をして
隆一
「お帰りなさいませ、先程は助けていただきありがとうございました」

「いやいや気にしないでいいよ、それよりちょっと話しでもしてみないか?」
隆一
「喜んで」
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