銀魂夢世界
□銀色の魂を持つ者
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「ここが…銀魂の世界…?」(愛羅視点)
ドサッ!
愛羅「いったぁ…」
ポンッと空間から放り出されたように地面に尻餅をついたようだ、特に痛くは言ってしまうのは反射的な……ん?おかしい声が高かった?
愛羅「っ…」
俺は慌てて近くの水溜まりでじぶんのすがたを確認した。
愛羅「子供になって……ん?いや、違う…これは…」
水溜まりには目を見開き驚く子供の姿、しかし違和感をすぐさま感じた。
そう…
目が赤いのだ
愛羅「これが能力…ってことか…」
どうやら俺は無意識に能力…完全模倣眼を使ってたみたいだな…
愛羅「あ、戻れた…」
教えてもらったので一応能力を解き自分の姿を確認しておく
愛羅(17歳…あっちの俺と変わりねぇな)
ガサッ
愛羅「…?動物か?」
後ろの茂みから何かが動く音が聞こえ一応、と能力を使い子供の姿になる。
ガサガサガサガサ
音がこちらに近づいてくる。嫌な予感がした。
後ろへと後退する。
バサッ
天人1「人間の臭いがすると思ったら餓鬼か。」
天人2「殺っちまうかァ?」
天人3「売り払うのもいいなぁー?それとも楽しませてもらうかぁー?」
天人だ
ニヤニヤしながら近づいてくる
怖い
コワイ
こわい
愛羅「っ、うわぁぁぁぁぁぁっ!!」
弾かれるように俺は森の中へと駆け出した。
ガサガサガサ…
後ろを見るまでもなく追いかけてきている。
逃げなきゃ
ここで終わっちゃ駄目だ
生き残らなきゃ……!
_そう強く思った瞬間愛羅の紅い目は一層紅く輝き天人らに対して拒絶の色を目に宿らせた。
バサバサバサ…!
草木がまるで意思を持ったように天人らを足止めするように生え、伸び邪魔をした。
天人1「なんだこれは!?」
天人2「チッ…」
天人3「あー?」
バキバキバキ
愛羅「っ…!」
しかし力の差もあり足止めになるわけもなく高く跳躍した天人が愛羅の目の前に着地する。
天人2「もう逃げられねぇぜぇ嬢ちゃんよぉ!」
目の前の天人が愛羅の手首を強く掴みニヤニヤと笑いながら片手を着物の袖に伸ばしてきた。
その時____…
愛羅「助け、て…グングニルの、槍…!」
一瞬だった。
言葉を紡いだ瞬間地面から飛び出してきた槍が天人の体を貫いた。
ボタボタと天人の血が地面に落ちる。
愛羅「っー…!」
NEXT!
切り悪くてごめんなさいね!