小説

□古市の悩み
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こんばんは、女子の皆さん。古市と申します。
好きなものは女子。可愛ければもうOKっす!
で、最近はアランd……いやいやいや、ここで言うのは止めときましょう。


今日はある悩みを聞いてもらいたく、この場を設けました。



















俺には奇妙な友人がいます。いや、この間までは不良ではあるけども、どこにでもいそうな男子高校生だったんです。
だけどある日、いきなり『子連れ番長』になったんですよ!!?
その子供は…………悪魔、というか、魔王の子、なんですけどね……
で、そいつは魔王の子を育てる事になっちゃって…
本当、あいつの順応性高すぎだろ…今じゃ普通のパパだもんな……


って違う違う違ーーうっっ!!!


あいつが見事パパになったっていいんだよ、もう!


俺が言いたいのは…


「おい、男鹿を知らぬか」
「あ、あいつならトイレっすよ」


そう、この金髪ゴスロリ美女、ヒルダさんの事なんですよ!!


「そうか」
「またミルク忘れたんすか?男鹿の奴」
「あれほど忘れるなと言ったのに…!」


彼女はとってもクールなんで基本ベル坊以外には冷たい、というか興味が無いんです。
それは仕方ないので我慢できます。だってベル坊に仕える侍女悪魔、っつーわけですから。
でもね…



「私の顔に何か付いてるのか?」
「へ?あ、あぁ、すみません、あまりにも綺麗な顔だったんでつい」
「……………」
「あ、待ってくださいヒルダさん!」


最近、ベル坊以外にも“興味”を持ってる人がいるみたいなんです。
…え?分からない?
ヒントは『女は恋をすると綺麗になる』です。
え、まだ分からない?そうですね、こんなヒントじゃ分からないですよね、管理人文才無いから。

……おっと脱線。
話を元に戻しますね。

つまり、ヒルダさんがある人に興味……恋することで綺麗になってるんですよ!!
そりゃあ女子が綺麗になることは素晴らしいですよ?目の保養…いや、宝です。

しかし……

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