少年銀河
□Just keep straight
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「いけっ松風っ!」
俺にパスを出す剣城。
「うぉぉっ!マッハウィンドッ!」
誰もいないゴールに俺の蹴ったボールが突き刺さった。
「よしっ!今日は特訓ここまでに・・・・」
言いかけたところで剣城はいなくなろうとしていた。
ずっと思ってるんだけど。
―――剣城は感情をぶつけてこない。
俺は海王でGKをやっていた時に
ゴールを決められるんじゃないかって
怖気づいていた。
怖かったんだ。
そんな時に剣城が
「怖気づくなっ!」って励ましてくれた。
化身を出すための特訓や、DF技を作るのにも
剣城は助けてくれた。
どんなときでもそばにいたのは君だった。
だから、感情をぶつけてほしい。
もっと剣城を知りたい。
仲間としても、好きな奴としても。