文弐

□第肆章
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レンナはもうほとんど魔力が残っていなかった。
まだまだ未熟な魔法でガルラベなんかに勝てるわけがなかったのだ。
ガルラベに攻撃するが仕留められる威力ではないためたいしてきいていない。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・前日・・・きいていない」
ガルラベはすでに興味を失ったのか町を破壊していく。
レンナは絶望しそうになった。
「なにしてんだ」
後ろからよく聞いていた声がした。
振り替えると自分の師匠、グレイがいたのだ。
「グ・・・・・・レイ」
泣きそうになるのをこらえた。
グレイの手がレンナの頭にのる。
「まだ・・・泣くなよ」
まだ。
グレイの言葉に頷くか
「さぁて、化け物退治といきますか!」
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