文弐

□第壱章
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バタン。
と音がし扉が開いた。
ギルドに帰ってきたのはエルザにナツ・ハッピー・グレイ・ルーシィだ。
「あらお帰りなさい・・・グレイその子は?」
グレイの背中に女の子がいる。
気絶しているみたいであちらこちらに傷があった。
「帰りに見つけた。ウェンディこいつの傷治してくれるか」
「あ、はい!」
医務室に向かいベッドに女の子を寝かせた。
ウェンディは傷ついた部分に手を当て治していく。
しばらくして女の子の傷は大体治り寝かせてグレイとウェンディは医務室から出た。
「グレイあのこどうしたの?」
「拾った」
捨て猫を拾いました的に言う。
「どこで」
「村」
「どうして」
と聞かれたのでグレイは話し始めた。

















ガルベラがいなくなりしばらくすると仕事帰りのグレイ達がきた。
理由は悲鳴や家が崩れる音が聞こえたから。
四人と一匹は村の有り様を見て言葉を失った。
腸をえぐり出されたり、首が食いちぎられたりして見ているだけで吐き気がする。
そのまま生存者がいないか捜すことになった。
だがほとんどが死体。
死体死体死体死体死体死体死体死体死体死体死体死体死体死体死体死体死体死体死体死体死体死体 。
「!いたよ!」
ハッピーが大きな声を出し、皆をよんだ。
四人が来て見ると八歳ぐらいの女の子が気絶していた。
「許さない殺してやる、殺してやる」
とうわごとを言っていた。
そして女の子の傷を治すためにギルドに連れて帰った。
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