文壱

□ぬらりひょんの孫 六
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その日は満月だった。
首無と白菊はいつものようにお酒を飲んでいる。
「月・・・か」
首無が目を細める。
「義賊さん?」
白菊は首を傾げるがすぐに何のことかわかった。
「綺麗でありんすねぇ」
「そうだな」































満月。
それは二人が出会った時も満月だった。
優しく照らす琥珀の光。
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