文壱

□ぬらりひょんの孫 十三
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「うわっ、グロ」
巻が鳥居をかばいながら顔をしかめる。
リクオと氷麗はその死体に近づいた。
死体に触れると縄のあとがあった。
他の死体を見ると縄でぶらさがっているものもあった。
縄はいつも首無が使っている黒弦だった。
「リクオ様これ・・・」「間違いない・・・首無だ」
無惨に殺られた妖怪を見て相当な憎しみがあるということがわかった。
他の場所も似たようなものだった。
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