Story
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ねぇ…りる…
りるが、前に、俺に言った、あの言葉…
りるは、覚えて、いるかなぁ…?
『私と、ウィルが結婚したら…
私っ、りる・A・スペンサーに、なるんだねっ』
…うん…りる…違うよ…
“A”はね、俺の…名前だからね…
俺とね、りるが、結婚しても…
りるには、“A”って、付かない…よ…?
…でもね、無邪気に…嬉しそうに、微笑(わら)う、
りるの笑顔を見ていてね…
俺は、つい、本当の事が、りるには、
言えなかったんだ…
“りる・スペンサー”
…か…
俺の、名前の最後と、
りるの、名前の文字が…
一緒だって言って、前に、りるは、
喜んでいたね…
…やっぱり、これは、運命、なのか…な…
俺と、りるは、産まれた時から、
見えない、何かで…
あぁ、えっと、確か、りるの国では…
“赤い糸”
…って、言うんだっけ…?
で、結ばれていて…
俺達、2人は、出逢う前からも…
そして、これから先も、ずっと、
2人で1つ…だよ…ね…?
りる…これからも、
ずっと、俺の、側に、いて…ね…
りる…可愛い可愛い、
世界でたった1人の、
俺だけの、プリンセス。。
…俺は、一生、
りるの事だけを、ずっと、
愛して、いるからね。。
ん…約束…
ね、りる…俺と、指きり、しよう…?
“赤い糸”の、その先の、
小指の先を、絡めて…ね。。
**happy end**