Don't think, feel !
□11話
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少女は泣きそうな彼に言った。
一緒に行きましょう。貴方が好きなの
彼も少女が好きだった。けれど、一度少女の世界へ共に行ってしまえば、もうこちらの世界へは帰られない
彼は悩んだ。
悩み、悩み、悩んだ末、彼が導き出した答えとは…
って、あれ?
最後の5ページが白紙なんだけど。
ここまで読ませといてクライマックスが分からないなんて!!!
この小説不良品にもほどがあるだろ!!!
いや、それより凄い気になることがある。
あ、これは昨日図書室で借りてきた例の小説ね。今は深夜2時くらい。私はベッドのなかでこれを読んでいる。本を読むのが超絶早い(自称)私はおよそ3時間程度で読み終わりそうだった。そしたら最後のクライマックス5ページ分がすべて白紙だった。ふざけんな。
そして、最も気になることは…
この小説の主人公と私の境遇が全く同じだということ
あり得ないよね?
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