あたしの太陽
□7章
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「私、今日から病室移動でここになった、若桜恵里奈です！よろしくお願いします」
そこにいたのはものすごくかわいい女の子だった
あたしが男だったら一目惚れしてたかもしんない
「剣城彩菜だ」
「彩菜も恵里奈ちゃんと同じ中2だよ」
この子中2なのか
同級生でなんでこうも違うのかな…
「ほんと！？中2なの？」
「ああ、中2だけど」
そう言うと恵里奈は目を輝かせてベッドを降りた
「ねぇ、今時間あるの？」
「あ…うん、まぁな」
本当は学校の時間だけどな
「ほんと？じゃぁ…よかったら、一緒に中庭行ってもらえないかな？」
「？いいけど…」
なんで急に？
あたしは恵里奈と一緒に中庭に出た
恵里奈は軽やかな足取りでベンチに座り、隣に座るように促す