ホントの自分

□5章
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その後お客さんはベロンベロンになって帰って行った
私は店の前までお見送り

「う〜KARENちゃぁん〜」
「もぉ…大丈夫ですか?ほぉらぁ、ちゃんとしてよぉ」
「う〜ん…KARENちゃんかわいい〜」

う…このエロ親父…

「んっもうどさくさに紛れてどこ触ってるのよぉ?」
「いいじゃなぁい〜減るもんじゃないし〜」
「…今日だけ特別だよ?お誕生日プレゼント」

こういう仕事だからある程度しかたない…けど
触られるのはやだ…
まぁドンペリに免じて許してやろう

「柔らかぁい」
「ひゃぁっちょっとそこは勘弁っ」

どうしよ…この人完全酔ってるよ…

「ぁんっ」
「KARENちゃぁん」

酒臭い口が私の唇を奪おうとする

「だぁめ、それはだめなのぉっ」

やだ…やめて…っ
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