ホントの自分
□2章
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次の日の夜
「「「「ようこそ、fairy girlsへ!」」」」
fairy girlsのホステス全員で、fairy boysのホストを店の前でお出迎え
「ご案内します」
私は近くにいたホストの手を取り歩き出した
「ん、ありがと!お嬢さん、お名前は?」
「KARENよ。そちらは?」
「俺、KAIJIっちゅーの!よろしく!」
KAIJIは人懐っこい感じのキャラかな?
受けが良さそうな感じ
にしても…若いなぁ
いくつだろう?
同い年くらいに見えるけどそんなわけないし…
店内に入ると、自己紹介が始まった
自己紹介って苦手なんだよね…
人によってキャラを変えるってのが私の売りだから…
大勢の前で自分をどう紹介すればいいのかわからない
「まぁここは…指名数順で」
そう言ってオーナーが目で合図をする
私は仕方なく一歩前に出た