取り戻した先に

□4章
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浜野side

次の朝。

「今日の予定を説明する」

豪炎寺さんが前に立った。

イタリアの朝はなんとも清々しくて気持ちよかったけど

相変わらず違和感は消えなかった。

空気がまとわりついてくるような
なんとも息苦しい違和感。

「午前はウォーミングアップで各々の練習メニューをこなしてもらう。詳細は後ほど鬼道から話してもらう。
午後はイタリアの市民チームと練習試合だ。
今日は宮殿にて前夜祭が行われるから、3時には練習を終えて準備に入るぞ」

「本番は近いからな!気を引き締めていくぞ!」

「「「はい!」」」

今日も凛を捜せる時間はあんまなさそう…か。

やることはやらなきゃだけど
1分1秒が惜しい。



今どこにいるの?
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