ホントの気持ち
□6章
1ページ/3ページ
華蓮side
「山菜…」
神童君が寂しそうに漏らす
切ない顔をしていた
それから私たちに向き直って
「それじゃぁ、また明日」
「うん…じゃぁな!」
そうして彼は去っていった
少しの沈黙
破ったのはやっぱり浜野君
「…今日は楽しかったな!」
「う…ん…」
もうこの時間は終わってしまうのか
そう思ったら寂しくて
「華蓮?どかした?」
「ぁ…」
私は首を横に振る
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ