翡翠

□1章
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「わぁ…ここが雷門中…」

って別に初めて来たわけじゃないんだけど

制服着ての登校ってやっぱ新鮮じゃない?

波間翡翠、12才

今日から雷門中学校の生徒です

まずは4人

席の前後左右の4人と友達になる

それが今日の目標!

の前に入学式だけど

「がんばるぞー!」

あたしは入学式が行われる講堂へ向かった

放課後

4人どころじゃなくて10人以上と友達になれてかなり満足

…まだ本当の友達じゃないとかそういうのはおいといて

小学校が一緒だった子とかも合わせればクラスの半分くらいと知り合いだ

初日にしては上出来!

となれば次は…

「部活!」

あたしは学校に入ったらまず目に入るサッカーグラウンドへ向かった

グラウンドには既に人だかりができてた

「流石名門…」

そう

雷門サッカー部と言えば日本一と言っても過言ではないほどの名門サッカー部

サッカー部入部希望者もわんさかいるわけで

「入部希望者は明日、入部テストを行う!
明日4時、ここ第2グラウンドに集合!以上!」

監督と思しき人が一言そう言い練習が再開される

あれが久遠監督…
瞳子さんも絶賛する名監督

「…絶対受かってやる」

今日は帰ったら特訓だ
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