取柄を失った少女

□3章
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「いってきまーす」



私は学校に向かって歩き出した

今日は6時間授業があるんだって

めんどくさいなぁ…
仕方ないけど

そんなことを考えながらふと左を見ると
ちょとした林の間に、小さな鳥居があった

「雷門稲荷…」

あまり知ってる人もいなそうだけど、こーゆー感じ結構好き

「…今日も新しい友達ができますように」

そう祈って、また学校へと歩き出した
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