ホントの自分

□9章
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「ん…」

次の朝、目覚めると目の前にはオーナーの顔があった

「っオーナー!?」
「あぁ、起きたね。今学校に休みの連絡しようかと迷ってたんだ」
「あれ?私…どうしたんですっけ?」
「昨日、うっかり酒飲ませちまってね…あんたの家系は代々超酒弱いのにおまけに未成年ときちゃぁ…ね」
「…私、なにかやらかしました?」

前、1度だけ間違ってホステスなりたてのときに飲んじゃって…みんなの話によると私は酔うとすごいらしい//

オーナーは目を逸らす

「それは…ね…で、学校は行けそうかい?」
「あ、はい…いきます」
「じゃぁ朝食は作っとくから早く準備しな」

そう言ってオーナーは台所へ向かった

「…やっぱりなんかやらかしたのかな?」

いつもはっきりものを言うオーナーがあんな口ごもって…珍しいよね

「…着替えよ」

にしても…なんか頭が痛い…
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