Gift

□愛故なのです
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家へと着くなり、シカマルは姫抱きされベッドへと連行された。
抵抗する間もなく押し倒される。


「アンタさあ…もしかしてまだ怒ってんの?」

「当たり前だ」

「オレが好きなのはアスマだけだっていつも言ってんじゃん」

「そうだけど…あんなの見せられたらムカつくだろ」


不貞腐れたように言うアスマに呆れたシカマルは溜め息を吐いた。
その様子が気に食わないアスマは苛立たしげに噛み付くようなキスをする。
シカマルは必死に逃れようとアスマの胸を押すが退く気配はない。



「ん゙んっ…う、…は、!…いきなり、何しやがる…っ」

「うっせ、ヤらせろ」

「アンタなあ……」


怒りたい気持ちは山々だったが、逆らうだけ無駄というのを理解している。
こうなる原因を作ったカカシを恨みつつ、シカマルはアスマを引き寄せ己からキスをした。
これに気を良くしたアスマは次々とシカマルの服を剥いでいく。

白い肌が曝されればそこに色濃く痕を残した。
首筋や鎖骨、項にまでも。
その上歯形まで付けてくる始末。



「ん、…ッ、…あんま、付けんなよ…見えちまう…っ」

「見えなきゃ虫除けの意味ねえだろ」



無駄だとわかってはいるが一応止めてみるシカマル。
が、やはりアスマは彼の意見を聞く気はない。
そのまま下へと唇を滑らせ、胸へと到達すれば小さな突起を含んでしまう。
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