遊戯王5DX
□第2話【冥界より、アテム復活!】
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中は、ロウソクの火のおかげで真っ暗ではなかった。
「うわぁ、すげーな!」十代が言う。
そして、進んだ先に、少し明るくなっているところを見つけ、そこを抜けると、まさしく遊戯とアテムが最後にデュエルしたところに着いた。
「ここが…」
遊星が驚いた感じで言う。
遊戯がさらに奥へ行き、千年アイテムが落ちていった穴へと向かう。
「遊戯さん。まさかこの穴に千年アイテムが!?」
遊星が聞く。
《底が見えないニャ!!》
大徳寺がそう言う。
「どうするんですか遊戯さん?まさか、この中に入るんじゃ!」
十代はそう聞く。
遊戯は悩んだ。
ここに入ったら、どうなるか。でも、行かなかったら、千年アイテムが…。
穴の底を見ながら考えていた遊戯。その両隣にいる十代と遊星はただ見つめるしかなかった。
遊戯が穴の底を見ながら考えていた、その時…!
ピカン
「ん?」
『今、何か光った気が?』
遊戯は、じーっと穴の底を見た。そして、また…!
ピカン ピカン
やはり、何か光っている。
「遊戯さん?」
十代が聞き、遊星と十代が、遊戯が見ているところを見ると…。
「なんだ!?」
遊星がそれを見て驚く。それもそのはず。光っているものが近づいてきているからだ!
そして、光っているものが地上へと姿を現した。
「千年パズル?」
光っていた正体。それはアテムの魂が封印されていた”千年パズル”だった!
「どうして!?」
遊戯がびっくりしている、つかの間今度は、冥界の扉が開いた。
「扉が開いていく!?」
十代がそう言う。
そして、扉の中から眩しい光が3人を襲った。
「「「っ!!」」」」
3人は目をつぶった。