遊戯王5DX
□第1話【伝説、再び】
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遊星は一旦、自分の住んでいるガレージに戻り出掛ける準備をする。
時間は、午後10時を過ぎていたが、遊星は行く前に借家してくれているゾラのもとに行った。
ドンドン ドンドン
「誰だい。こんな夜遅くって、遊星ちゃん。珍しいね、あんたから来るなんて」
ゾラはそういう。
「夜遅くにすまない。ゾラ、悪いが、しばらくガレージを留守にする」
「なんだい仕事かい。あんまり無理するじゃないよ。みんなと離れてから1人で無茶してるみたいだから」
「わかっている」
そういって遊星が後ろを向こうとした時、
「そうだ。遊星ちゃん!」
ゾラに呼ばれた。
「最近、マーサのところに連絡が着かないのよ」
「マーサが!?」
遊星は疑問に思った。
「マーサだけじゃないの。そこの喫茶店のステファニーちゃんだっけ?そこの子も店長が連絡しても繋がらなくて。なんか知らない?」
「いや、知らない」
「そうかい。わかった。ありがとう。仕事頑張ってきなさい」
「あぁ、行ってくる」
といい、遊星がDホイールに乗り、走り去った。
「気をつけていくんだよ〜」
ゾラがそう言った。
遊星が橋を走っているとき、背中に痣が出て、赤き竜が現れる。
「赤き竜!!まずは十代さんのところへ導いてくれ」
と遊星がいうと、赤き竜が吠えた。
「行くぞ!!」
遊星のDホイールが光り、赤き竜とともに消えた。
――……――
「死ねぇ!十代!」
敵の操るモンスター一体が、十代目掛けて攻撃してきた。
「ネオス!」
十代が、ディスクに”E・HEROネオス”のカードを置いた。
ネオスが攻撃を弾いた。
「まだだ!」
と敵一人がいい、ここに実体化しているモンスターの中で一番大きいモンスター”闇より出でし絶望”が、ネオスに攻撃。
《ふん!》
ネオスは受け止めたが、十代はその反動で後ろへと押される。
「うわっ!!」
《十代!》
ネオスが解いかける。
《クリクリ〜!》
ハネクリボーが心配な目で見る。
「これで終わりだ十代!」
敵モンスター全部が十代目掛けて攻撃しようとする。
「っ!!」
十代が諦めかけたその時、