遊戯王5DX PART6

□第144話【究極最強のデュエル】
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ゼウスを倒した翌日。

天気は晴、いい天気だった。


そして、平和な日だった。

しかし、遂に、お別れの日が来た。






第14OP OVERLAP(Kimeru)







TURN‐144【究極最強のデュエル】







人気があんまりない広場で、遊戯たちが来た。


「平和だね…」
遊戯が言う。

「うん…」
杏子が頷く。


「俺たちが勝ち取った、この平和な世界が続くといいな」
十代が言う。

「そうだね…兄貴」
翔が言う。


「いろいろ、ありましたけど、もうすぐお別れです」
遊星が遊戯と十代に言う。


「遊星…そうだな…いろいろ世話になったな」
十代が言う。

「こちらこそ」
遊星が言う。


すると、


「ねぇ、2人とも」
遊戯が話す。

「なんですか?遊戯さん」
十代が聞く。

「一つ提案があるんだけど…」
遊戯が言う。


「提案?」
遊星が言う。


「うん…2人とも、僕たちでデュエルしない?バトルロイヤルルールで」
遊戯が以外なことを言う。


「3人でデュエルを!?」
「急にまたなんで?」
舞とアーサーが言う。


「はっきり言って、僕たちは、もう二度と会うことはない…だから、最後の思い出に、僕たち3人がデュエルをして、ハッピーエンドで終わらせたいんだ…せっかく時空を超えてあったのに、2人とデュエルをしないのは、もったいないからね」
遊戯が言う。



「3人がデュエルを…」
「正直、見てみたいものなノーネ」
鮫島とクロノスが言う。


「俺は、別にやってもいいぜ」
「俺もです」
十代と遊星が言う。


「じゃあ、決まりだね…」
遊戯が言う。




数分後、遊戯と十代、遊星は広場の真ん中に立つ。

「デュエルはバトルロイヤル形式、融合デッキの制限はなしにするよ。ファーストターンも攻撃できない。問題ないね?」
遊戯が聞く。

「はい」
「そのルールでいいですよ」
十代と遊星が言う。


「じゃあ、始めようか」
遊戯が言うと、3人は後ろを向いて、所定の位置に移動する。





「ついに、始まるのか。3人の最初で最後のデュエルが!」
「ああ、今まで、共に戦って来た仲間とおっぱじめるラストデュエルだ」
本田と城之内が言う。



「誰が勝つのかしら?」
「正直、予想ができない」
静香と御伽が言う。





そして、遊戯、十代、遊星が所定の位置に立つ。



「まさか、こんなレアなデュエルが見られるなんて…」
「あぁ」
カーリーとタカが言う。





そして、3人がデッキをデュエルディスクにセットした。


「遊戯…」
「十代…」
「遊星…」
杏子、明日香、アキが呟く。





そして、3人がデュエルディスクを起動させた。





『ついに、歴代最強と言われた3人の究極最強のデュエルが始まる…』
海馬が呟く。






そして、遊戯の千年パズルが光り、闇人格になる。


「いくぜ!十代!遊星!」
遊戯が言う。

「はい!」
遊星が言う。

「楽しいデュエルにしようぜ!」
十代が目を一瞬、オッドアイにして言う。


「「「デュエル!!!」」」
3人のかけ声で、いきなり、風が吹き、最初で最後のデュエルが始まった。



それぞれ
LP4000



3人は手札が5枚になるようドローした。
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