遊戯王5DX PART6

□第143話【戦いの果て】
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平和な地球。


遊:僕たちは、全ての世界を救い、平和な世界を取り戻した。
そして、ゼウスを倒した日の夜。僕たちは、泊まる場所がないため、この夜は野宿だった。

………今、思えれば、いろんなことがあったな…







第14OP OVERLAP(Kimeru)







TURN‐143【戦いの果て】








ある噴水の近くのベンチで、遊戯が座っていた。

遊戯は黙って星を見ていた。





その頃、十代は、公園のブランコに座っていた。



そして、遊星は、河原の近くの草村にいた。





そして、遊戯のところに1人に女性が来る。

「遊戯」
「杏子?」
遊戯のところに来たのは、杏子だった。





その頃、十代のところにも、

「何してるのかしら?十代」
「明日香」
明日香が来た。





そして、

「遊星?」
「アキ」
遊星のところにアキが来た。






「なんか考え事?」
遊戯のところに来た杏子が、遊戯のところに座る。


「ん?いや、やっと、終わったな…と、思って…」
遊戯が言う。


「いろいろ会ったわね…」
「うん…」
遊戯と杏子がしゃべる。






その頃、十代と明日香の方は、


「別に、なんもしてねぇよ」
十代が言う。

明日香は十代の隣のブランコに座る。


「でも、本当にいろいろあったわね」
明日香が言う。


「そうだな…」






その頃、遊星の方は、


「みんなはどうした?」
「ファミレスにいるわ…」
「アキもいれば良かったじゃないか。夜は冷える…風邪をひく…」
遊星が、ぞ、と言おうとしたとき、アキが遊星の隣に来て、腕に絡まる。

「やっぱり、遊星、温かい…」
アキが顔を赤くして言う。


「アキ…」
「ねぇ、遊星。私が久しぶりに遊星に会ったときのこと、覚えてる?」
アキが聞く。

「アグレシオンに、みんなが襲われたときのことか?覚えているぞ」
遊星が言う。

そして、アグレシオンのときの記憶を思い出す。


遊星:あのときは、遊戯さんが最初に行ったんだったな

アキ:ええ、いきなり、赤き竜が現れ、中から出てきたのが遊戯さんだったの。

遊星:その間、俺と十代さんはエジプトで、ファデスの部下と戦っていたんだ。

アキ:だけど、遊星たちは、すぐに、こっちに来た。私、凄く心配してたのよ、8年間、あなたのこと

遊星:どうして?

アキ:当たり前でしょ!遊星、いつも徹夜続きで、1人で無茶ばっかりするんだから

遊星:そうか…すまない。

アキ:謝らなくていいわよ。だって、ちゃんと、みんなの前に来たじゃない、元気な姿で…
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