遊戯王5DX PART6

□第140話【絆】
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「動かなくていい…」
十代が言う。

「十代さん…」
「十代…」
遊星と遊戯が言う。


そして、フェザーマンが破壊された。

「くっ」
十代が後ろに押される。


「フッフッフ…ターンエンドだ」
ゼウスのターンが終了した。



「どうだ?サレンダーする気はないか?」
ゼウスが聞く。



「誰がサレンダーするか」
十代が笑って言う。



「ふん!まだやるというのか?」
「当たり前だろ…俺たちは世界を救うまで死なない…もう、死ぬわけにはいかないんだ」
十代が前に自分たちが死んだときのことを思い出す。


そして、遊戯、十代、遊星がゼウスを見る。






第14OP OVERLAP(Kimeru)







TURN‐140【絆】






3人がゼウスを見る。



『何が奴らを、ここまでやらせる…』
ゼウスが呟く。

『3人の体はボロボロ…だが、なぜ…』
ゼウスが3人の仲間たちの方を見る。

『なるほど…そういうことか…』
「わかったぞ…お前たちをここまで頑張れるわけが…」
ゼウスが言う。


「?」

「それは仲間だ。仲間がいるから頑張れるんだ…だが、人間はいずれ孤独になる。我は孤独から強い…仲間など不必要だ」
ゼウスが言う。



「仲間など、不必要か…」
十代が言う。

「孤独だったんだな…お前は…」
遊戯が呟く。





17ターン
遊戯
LP1650
十代
LP925
遊星
LP1000
ゼウス
LP28700


「俺のターン!」
遊星がカードをドローする。

「マジックカード’風の声’を発動!手札の風属性モンスターを全て捨て、捨てたモンスターの攻撃力を合計した数値分、自分フィールドのモンスター1体の攻撃力をアップさせる!俺は手札から’ラピッド・ウォリアー’と、’リード・バタフライ’を捨て、シューティング・スター・ドラゴンの攻撃力を1500ポイントアップ!」
遊星は手札から2枚のモンスターカードを捨てた。


シューティング・スター・ドラゴン
攻撃力3300→4800


「攻撃力4800…」
ゼウスが呟く。


「更に、シューティング・スターの効果!デッキの上から5枚のカード確認!その中のチューナーの数だけ、攻撃できる!」
遊星はデッキの上から5枚のカードを確認した。


「俺が引いたチューナーは4枚。よって、4回の攻撃を可能にする!」
5枚中4枚がチューナーだった。


「行け、シューティング・スター・ドラゴン!スターダスト・ミラージュ!!」
シューティング・スターが4体に分身する。


「1回目のバトル!ヴァイロン・オメガに攻撃!」
黄色いシューティング・スターが攻撃する。

「っ!」


ゼウス
LP28700→27100


「2回目のバトル!ヴァイロン・ゴッドに攻撃!」
緑色のシューティング・スターが攻撃する。


「ぐっ…」


ゼウス
LP27100→26300


「3回目のバトル!最強帝カレルレンに攻撃!」
青いシューティング・スターが攻撃する。

「くっ」


ゼウス
LP26300→25500


「最後のバトル!暗黒界の神帝ダークに攻撃!」
赤いシューティング・スターが攻撃する。


ゼウス
LP25500→25400


「やるな…一気に4体のモンスターを」
ゼウスが言う。


「俺はカードを1枚セットし、ターンエンド」
遊星のターンが終了した。
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