遊戯王５ＤＸ PART６
□第１３８話【最終決戦！最後の敵ゼウス】
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大きな扉の前に立つ十代と遊星。
「ゼウス…どうやつだと思う？」
十代が言う。
「わかりません…だけど、おそらくデュエルは相当強いはずです」
遊星が言う。
「そうだな…それに」
十代が後ろを見る。
「どうやら来たみたいだぜ」
十代の目線には自分と遊星が来た道ではないもう１つの道を見ていた。
そして、そこから遊戯たちが来る。
「随分、遅かったですね」
十代が言う。
「十代くん！遊星くん！」
遊戯が言う。
「十代！」
「遊星！」
明日香とアキが久しぶりに笑顔になる。
「良かった、兄貴たち無事だったんだ」
翔が言う。
「当たり前だろ」
十代が言う。
「遊星！大丈夫？」
龍可が聞く。
「ああ、そんな対した怪我はない」
遊星が言う。
「じゃあ、行こう。最後の敵…ゼウスの場所に！」
遊戯が大きな扉を両手で開ける。
第１４ＯＰ ＯＶＥＲＬＡＰ（Ｋｉｍｅｒｕ）
TURN‐１３８【最終決戦！最後の敵ゼウス】
遊戯が扉を開け、みんなはその中をくぐり前へ進む。
そして、みんなは前に進む。
しばらくして、再び大きな扉があった。
「この中にゼウスが…」
遊戯が言う。
すると、大きな扉が勝手に開いた。
「どうやら、誘ってるようだな」
海馬が言う。
「誘われなくてもはなからいくつもりだ」
十代が言う。
「行きましょう」
遊星が言う。
みんなは開いた扉の中に入る。
中に入ると、周りは大きな部屋になっていた。
「一体、この建物はどうなっているんだ？」
龍亜が言う。
すると、そのとき、みんなが入った部屋の中に明かりがついた。
みんなは勿論、驚く。
そして、数人は上を向く。
「天井が見えねえ…」
クロウが上を向いて言う。
「今までより、一番広い…まさか」
遊戯が言う。
そして、そのとき、
「待っていたぞ…」
前から男の声がした。
みんなは前を向く。
すると、階段を下りてくる１人の男がいた。
「まさか、ここまで来るとは、思いもよらなかったな」
男が言う。
「お前が…」
遊星が言う。
「そう…我が名はゼウス」
ゼウスが名乗る。その男は黒い髪に、水色の瞳、そして、白い服を着ていた。
『こいつが死のデュエルを生み出した男…』
『ゼウス…』
十代と遊戯が呟く。
『この人が今まで…』
『十代たちを…』
『苦しめてきた人…』
杏子、明日香、アキが呟く。