遊戯王5DX PART5

□第112話【3000年前の悪夢 ディアバウンド召喚!】
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みんなは周りを見る。


そして、周りが洞窟の中になる。

「戻って来たみたいですね」
遊星がアキの隣に来て言う。

「ああ…残るは…」
遊戯が前を見る。

そこには、ファデスがいた。

「ファデス…」
遊戯が呟く。


「フッフッフ…」
ファデスが不気味な笑いをする。


「ファデス!貴様の部下は全員倒した!」
「残るはお前だけだ!」
十代と遊星が言う。


「そのようだ…なら、ここに戻るはずかない」
ファデスが笑って言う。


「千年アイテムも、全て俺たちが回収した!」
遊戯は床に置いてある千年アイテムを見せる。

「お前の大邪神ゾークを復活させる計画も、これで終止符を打たれた!約束通り、諦めて、手を引け!」
遊戯が言う。

「終止符?何を言っているんですか?終止符はまだ打たれてはいません」
ファデスが言う。

「これを見なさい!」
ファデスは何かを出す。

「「「「………!」」」」
みんなが驚く。

それは遊戯が持っている千年パズルと瓜二つの物だった。

「千年…パズル…」
遊戯が呟く。






第12OP voice(CLOUD)






TURN‐112【3000年前の悪夢 ディアバウンド召喚!】



ファデスがみんなに見せたもの…それは千年パズルだった。


「どういうことだ…」

《どうして…千年パズルが…》
海馬と大徳寺が言う。




「あなたたちが倒した私の部下が持っていた千年アイテムはあなた方の世界の物です。そして、ここにあるのは…」
よく見ると千年パズル以外の千年アイテムが既に、石盤に修められていた。


「この世界と言うもの…」
「だけど、この世界の遊戯は既に死んでいる…ならば、千年パズルも!」
イシズと、モクバが言う。


「いや…」
遊戯が呟く。

みんなは遊戯を見る。

「あの石盤が崩れていないってことは、この世界の俺はまだ相棒といるってことになる…」
「つまり、あいつがこの世界の遊戯を…」
「殺して、千年パズルを奪ったってことか」
遊戯と、杏子、アーサーが言う。


「くそっ!はなからチャンスなんてやるつもりなんかなかったんだ!」
「卑怯ものです!」
万丈目とイェーガーが言う。



「なんとでも言うがいい。これで、大邪神ゾークが復活する!」
ファデスが石盤に千年パズルをはめようとする。

「やめろ!大邪神ゾークを、この地に復活させたら!」
遊戯が止める。

「もう遅い!これで大邪神ゾークが復活する!」
「やめろー!」
遊戯は止めようとするが、ついに、ファデスはパズルを石盤に填めてしまった。

そして、石盤が光る。

「「「「うわあ!」」」」
「「「「「きゃあ!」」」」」
みんなが目をつぶる。
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