遊戯王5DX PART5

□第111話【3体目の天魔神】
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十代は遊戯に千年タウクを渡す。

「これで残るアイテムは1つ…」

「千年リング…」
遊戯と獏良が言う。



そして、周りの空間が歪む。


「最後は、俺の番か…」
遊星が呟く。

「かんばれよ!」
十代が言う。


「一体、どんな奴なんだ?」
遊星が呟く。






第12OP voice(CLOUD)





TURN‐111【3体目の天魔神】




空間が歪み出し、周りの風景が変わった。

最後は、周りに雪が降っていた。


「雪の…」
「空間…」
遊戯と遊星が呟く。


そして、前が突然光り出した。

「「「!」」」
みんなは驚く。




そして、輝きが収まり、前に帽子をかぶった男が現れる。

首には千年リングがぶら下がっていた。



「貴様がファデスの部下の最後のデュエリストか?」
十代が聞く。


「いかにも…この私が…」
男が帽子を取り、投げ捨てる。

「ファデス様より、千年リングを任されたディザよん」
男の顔はおめかしをしていた。

「……………」
遊星は黙って見る。

「遊星?」
十代が言う。


「遊戯さん…」
遊星が言う。

「断る」
遊戯がキッパリと言った。

「まだ何も…」
遊星が言う。

「悪いが、順番だ」
「ガンバ!遊星」
遊戯と、十代が言う。


「遊星が嫌がってる」
「珍しいわね」
「めったに見れないぞ」
パティと、マーサ、シュミットが言う。


遊星は口論するが、やはり遊星が出ることになった。



「あなたが相手ね」
ディザが言う。

「さっきの男よりはマシそうだな」
遊星が言う。

「あら、そう…もしかして、一目惚れしちゃったの?私に」
ディザが言う。




「遊星!お前、そう言う趣味だったのか!」
「なわけないでしょ!」
クロウとアキが言う。




「ルールよ!私が勝ったら、あなたは死んでもらうわ。あなたが勝ったら、この千年リングちゃんをあげる」
ディザはものに向かってちゃん付けで言う。

そして、デュエルディスクを起動した。


「早く済ませよう」
遊星もデュエルディスクを起動させた。


「そんなに急がないで…うふっ」
ディザがウインクする。



後ろのみんなは様子がおかしかった。

「ヤバい…吐きそう」
「みてらんない…」
「後ろ、見てていいか?」
城之内と、杏子、本田が言う。



「始めるぞ!」
遊星が慌てて言う。


「デュエル!」
「デュエルよん!」
2人のかけ声でデュエルがスタートした。



「とにかく、頑張れ!遊星!」
「ファイト!」
牛尾と、ステファニーが言う。
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