遊戯王5DX PART5

□第106話【千年アイテムを狙うもの再び】
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すると、光の様子がおかしくなった。


《これは》
大徳寺が言う。


「やったのか?」
十代が言う。


そして、光が段々、大きくなっていく。

「う…うわああ!」
「「うわああ!」」


「「「「きゃあああ!」」」」


光がみんなを飲み込んだ。



「うわああ!」
そして、みんなはワープされた。





第12OP voice(CLOUD)





TURN‐106【千年アイテムを狙うもの再び】





ある広い部屋の中で謎の光が現れ、みんなを下ろす。

「くっ…!」
十代が目を開ける。

「ここって…」
「もしかして、」
「インダストリアル・イリュージョン社」
イシズ、ラリー、ペガサスが言う。



《どうやら、戻って来たみたいだね…》
ユベルが現れ、言う。

「あぁ、戻って来れたんだ…現実世界に!」
十代が言う。



「「「「やった!」」」」
「元の世界に戻れたんだ!」
「良かった」
「とりあえず、一安心ね」
みんなが言う。




「これも、全部、十代くんのおかげだよ…」
いつの間にか、表人格になっていた遊戯が十代に言う。


「いえ…当然…のこと…を…」
十代が前に倒れかける。

「十代くん!」
遊戯が十代を支える。



「十代!」
明日香たちが近づく。


そして、鮎川たちも来る。


「酷いキズだわ!」
鮎川が十代のジャケットの袖をめくって言う。



「覇王に対抗したとき、かなり無理をしていたからな」
「大体、予想はしていたが、ここまで傷ついていたとはな…」
ジムと、オブライエンが言う。


「えへへ…」
十代がへらへら笑う。



「笑いごとじゃないわよ。早く手当てしましょ。明日香さんたちも手伝ってくれる」
鮎川が言う。


「は…はい!」
明日香が返事をする。
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