遊戯王5DX PART5
□第98話【暗黒界の世界】
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「うわああ!」
「「「「きゃああああ!」」」」
「う…うわああ!」
みんなはいきなり現れた光の柱の中に飲み込まれた。
そして、ある場所に着いた。
「いて!」
「きゃ!」
みんなが地面に落ちる。
「みんな無事か?」
城之内がみんなに聞く。
「えぇ」
「あぁ」
みんなが返事をする。
「おい、遊戯…」
本田が遊戯の方を見た。
すると、遊戯の上に杏子が押し倒すように倒れていた。遊戯だけではなかった。近くには十代と明日香、遊星とアキが同じ体勢だった。
「一体、何が…」
遊戯が目を開ける。そこには杏子の顔が間近にあった。
「……遊戯…これは」
「いや…その…」
杏子はすぐに起き上がった。
「杏子!ちょっと何やってんのよ!」
レベッカが嫉妬した。
そして、杏子と明日香、アキは顔を赤くして立ち上がった。
「にしても、ここは…」
遊星が空を見る。
「太陽が3つもあります」
節子が言う。
「十代…ここって…」
明日香が言う。
「まさか…異次元か」
十代が呟く。
第11OP Precious Time,Glory Days(サイキック・ラバー)
TURN‐98【暗黒界の世界】
みんなが飛ばされた場所、そこは異次元だった。
「異次元って!」
「もしかして、ユベルが作った!」
マルタンと鮫島が言う。
すると、
《おい、おい》
十代の後ろにユベルが実体化して現れる。
《僕はこんな世界を作った覚えはないよ》
ユベルが言う。
「じゃあ、ユベルが作った世界じゃないのでアールか」
ナポレオンが言う。
「いやなところだぜ…」
クロウが言う。
「ねぇ!あれ見て!」
ジュンコが指をさす。
そこには煙が出ていた。
「なんだ?」
「行ってみようぜ」
亮と十代が言う。
そして、みんなは煙が出ていた場所に向かう。
「俺は…あの男の力がほしい…」
水晶玉に映る遊戯や十代たちを見て椅子に座るものが言う。
「あの男の闇は、どれぐらいなんだ…」
そいつが笑う。