遊戯王5DX PART4

□第70話【アンデット化したモンスターたち】
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アカデミア正門前で爆発音が激しく聞こえる。

「ぐわああ」


ミスターT
LP0


「うわああ!」


ミスターT
LP0


無数のミスターTが段々、倒されていく。

「はあ、はあ…全然、数が減ってない気がするぜ」
十代が言う。

「ああ、」
遊戯が言う。

「十代さん!なんとかならないんですか?」
遊星が聞く。



「このままじゃ3人がマズいです」
「なんとかならないのかい」
セイコとトメが言う。

「どこっかに、あいつがいるはず…」
十代が呟く。

《クリクリィ》
「ハネクリボー?」
十代の肩にハネクリボーが現れる。

《十代、前を見ろ!》
ユベルの言う通り、十代は前を見た。

すると、ミスターTが横に移動する。

「なんだ?」
「?」
「…………」


そして、ミスターTの間を、ダークネスの仮面をつけた男が通る。

「お前は?」
遊戯が言う。

「……ふん…」





第7OP ティアドロップ(BOWL)





TURN‐70【アンデット化したモンスターたち】




みんなの前に現れた仮面をつけた男。


「あの仮面は」
「ダークネスの」
吹雪と藤原が言う。


「貴様が遊城十代か?」
男は仮面を取る。
その人は見たことがなかった。

「そうだぜ。お前は?」
十代が聞く。

「俺は吉良一真 」
男は名乗った。

「で、何しに来た?」
遊星が聞く。

「勿論、十代を消しに来た」


「やっぱ、十代か」
オブライエンが言う。



「上等だ!」
十代が前に出ようとする。

「待て!十代。ここは俺が行く」
遊戯が言う。

「遊戯さん?」


「俺も行きます!」
遊星が言う。

「遊星?」

「十代さん、あなたはまだ完全にダメージを回復したわけじゃない」
「ここはまた俺たちに任せろ」
遊星と遊戯が言う。


「そうか…。悪いな…2人とも頑張ってくれ」
十代は潔く、受け入れた。

そして、十代はみんなの方に戻ろうとする。
そのとき、十代は頭の中であることを考えていた。

『奴が持っていた、あの仮面…。もしかしたら、あの仮面でダークネスの位置が…』
十代がそう考える。




そして、遊戯と遊星は吉良の前に立つ。

「俺の目的は十代だ!」
吉良が怒る。

「そんなに十代と戦いたかったら、まずは俺たちを倒すんだな」
遊戯がデュエルディスクを起動させた。

そして、遊星もデュエルディスクを起動させた。

「なら、貴様ら2人からダークネスの世界に引き連れだしてやる!」
吉良もデュエルディスクを起動させた。




「「「デュエル!」」」
3人のかけ声でデュエルがスタートする。



その頃、

「十代」
ヨハンが十代に声をかける。

「?」
「奴を倒せば、ダークネスの位置を教えてくれると思うか?」
「まー、無理だろうな」
「じゃあ、どうやって?」
明日香が聞く。

「心配するな、方法はある」
十代が言う。
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