遊戯王5DX PART4

□第69話【使者からの猛攻】
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「そろそろできたらどうだ?ミスターT!」
十代は怒鳴る。

『やはり、化け物だな。キミは』
周りに再び響く声。

「ま…まさか」
遊星が言う。

そして、みんなの前に数え切れない程のミスターTが現れる。


「十代…、」
「キミだけは…」
「ここで…」
「消えてもらう…」
ミスターTたちが言う。




第7OP ティアドロップ(BOWL)




TURN‐69【使者からの猛攻】



みんなの前に現れた、無数のミスターT。

「こ…これは!」
「ありえねぇ」
「数が…」
「多い…」
ペガサス、鬼柳、ステファニー、ミスティが呟く。


「遊城十代…いや、デュエルモンスターズの魂を持つ化け物、貴様はここで消えてもらう!」
前方にいる2人のミスターTの左腕がデュエルディスクになる。

「…化け物か…」
十代は笑って言う。

が、十代は視界が悪くなっていた。

『まずいな…、ジャッカルとのデュエルのダメージが…』
十代は心で呟く。

『だが、こいつらは俺が…』
十代がデュエルディスクを構えようとする。

そのとき、

十代の左腕を遊戯が掴む。

「俺たちがいることを忘れるな…」
「遊戯さん…」
更に、右側には遊星が現れ、前に出る。

「ここは俺たちがやる。十代さんはしばらく休んでください」
遊星と遊戯が前に出る。

十代は2人の後ろ姿を見て、

「そうだったな…」
と、呟く。



「ん?貴様は…武藤遊戯」
「悪いな。ここは俺が相手だ」
遊戯がデュエルディスクを起動させる。

「仕方ない、キミをダークネスの世界に引き込んでから、十代を始末しよう」
ミスターTはデュエルディスクを構える。


その頃、


「不動遊星…」
「お前の相手は俺だ」
遊星がデュエルディスクを起動させる。

「ふん…」
遊星の前にいるミスターTが鼻で笑う。


「「「「デュエル!」」」」
互いに声をかけデュエルがスタートした。


その頃、十代はフラついた体で、みんなのところに戻る。

「大丈夫?兄貴」
「ああ…」
十代は言葉を返す。

『だが、このままじゃ、俺たちは絶対に持たない。どうやら、また戦うことになるとはな』
十代が呟く。




そして、



1ターン
両者
LP4000


「俺から行かせてもらう、ドロー!」
遊戯がカードをドローする。

「俺は’暗黒のドラゴン’を召喚!」
遊戯の場にモンスターが召喚された。


暗黒の竜王
レベル4 ドラゴン族
攻撃力1500


「更に、カードを1枚セットして、ターンエンド」
遊戯のターンが終了した。
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