遊戯王5DX PART3

□第37話【三幻神VS三幻神】
1ページ/6ページ


「現れろ!オシリス!オベリスク!」
影村もまた神2体を召喚する。


オシリスの天空竜
レベル10 幻神獣族
守備力X000→2000


オベリスクの巨神兵
レベル10 幻神獣族
攻撃力4000


影村の場にも三幻神が揃った。


「…三幻神!」
遊戯が呟く。


「に…兄様…」
「馬鹿な!互いに三幻神を揃えたと言うのか!」

「なんてことじゃ…まさか、三幻神同士が戦う所を見ることになるとは…」
双六が言う。

「姉さん…」
「この戦いに油断はできません。互いに神3体を呼び出したからには、このデュエル、神々の戦いにもなるでしょう」

「三幻神を倒そうにも、神自身でも簡単じゃないぞ!」
本田が言う。



「くっ…だが、お前が神を召喚したことで、俺のオシリスの特殊能力が発動!召雷弾!!」
オシリスが影村が召喚した三幻神に向かって召雷弾を放つ。

が、

「私は場の最後のゴッド・コピートークンを生贄に速攻魔法’ミラー・リバー’を発動!相手のモンスター効果を無効にし、相手モンスターの効果をエンドフェイズまで無効にする!」
遊戯の三幻神の効果が無効になった。

「ゴッド・コピートークンを生贄にしたターン、私は攻撃することはできない。カードを1枚セットし、ターンエンド」
影村のターンが終わった。


『奴の場には攻撃力0のオシリス…攻撃力4000のオベリスク、そして、攻撃力6000のラー。いずれにせよ、このデュエル、最後まで神が残っていた方の勝利となる』




第3OP WILD DRIVE(永井真人)




TURN‐37【三幻神VS三幻神】

デュエルは5ターン目を向かえていた。


両者
LP4000


「なんてデュエルだ…まだ、互いのライフが減ってない」
御伽が言う。

「それだけ、慎重に行ってるってことだね」
獏良が言う。

『三幻神対三幻神…一体どんな結末が待っていると言うのだ?』
海馬が心で呟く。




5ターン
両者
LP4000


「俺のターン!」
遊戯がカードをドローする。

そして、この瞬間、オシリスの攻撃力は上がる。


オシリスの天空竜
攻、守0→1000


「俺はオシリスを守備表示から攻撃表示に変更!」
オシリスの表示形式が変わる。


オシリスの天空竜
守備力0→攻撃力1000


「更に’強欲な壺’の効果で2枚ドロー!」
遊戯はカードを2枚ドローした。


オシリスの天空竜
攻撃力1000→2000


「そして、マジックカード’託されし思い’を発動!」
遊戯がマジックカードを使用したことでオシリスの攻撃力がダウンする。


オシリスの天空竜
攻撃力2000→1000


「このカードは自分の場のモンスター1体を生贄に発動!」
最後のトリッキー・トークンが生贄にされた。

「全ての相手モンスターの攻撃力を生贄したモンスターの攻撃力分ダウンする!ただし、相手が受ける戦闘ダメージは0になる」
影村の三幻神の攻撃力が下がる。


オシリスの天空竜
攻撃力0


オベリスクの巨神兵
攻撃力4000→2000


ラーの翼神竜
攻撃力6000→3000


影村の手札は0だったため、オシリスの攻、守は0だった。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ