遊戯王5DX PART2

□第22話【爆獣の反撃】
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モーメントがある部屋の中でクラウンが画面を見ながら言う。

「5人のうち2人を倒したか…」
そういうと、クラウンは後ろを向く。

「だが、次の5人衆を倒すことができるか…」




第2OP FREEDOM(La−Vie)




TURN‐22【爆獣の反撃】



遊星たちは階段を下っていた。

「遊戯…」
杏子が遊戯に話しかける。

「何?杏子」
「やっぱり手当てしましょ。かすり傷でも治さなきゃ…」
「大丈夫だよ杏子。心配してくれてありがとう」

遊戯は杏子に笑顔を見せる。

「でも、遊戯さん。この後もまだまだ敵が出てきます。今のうちに治療しといた方が―」
遊星が遊戯に話していると、上から何かが降ってきた。

「なんだあれ?」
城之内が降ってきたものを見ながら言う。
その瞬間、その物体が、

ドカン!

と爆発した。

「ば、爆弾!?」
ラリーが驚く。


ヒュー、ヒュー

更に、爆弾が落ちてくる。

「また、落ちてきやがった!」
本田が言う。

「「「「キャァァァ!!」」」」
女性たちが悲鳴を上げる。


「ネオス!!」
だが、十代がデュエルディスクを起動させ、ネオスを召喚する。

《ふん!》
ネオスが額のコアからビームを出し爆弾を破壊する。


「ふー、助かった」
天兵が一安心する。

「ありがとう十代」
明日香が十代に礼を言うが十代の目は別の方向にあった。

「十代?」
明日香は十代が見ている方を見た。

そこには身長200センチメートルはありそうな大男が十代の前に立っていた。

「お前か?今の爆弾を投げたのは」
風馬が言う。

「いかにも。我の名は’ボム’。そして、5人衆の1人」
大男は名を名乗った。

「3人目の5人衆か…」
遊星が呟く。

「ならお前の相手は俺だぜ!」
十代が笑いながら言う。
遊星、遊戯と来たら次は十代の番だったからだ。

「貴様の番と言うより、我は始めから貴様と戦うつもりだ」
ボムがデュエルディスクを起動させる。

「遊戯さん。俺がデュエルしているうちに手当てを」
十代が言う。

「十代くん…わかった。ありがとう」
遊戯は礼を言い、シュミットが遊戯の手当てをする。

十代がみんなより階段を下りボムに近く。

「気をつけるドン!兄貴」
「わかってるって」
十代がみんなに笑顔を見せ前に進む。

「貴様を倒す!」
ボムが言う。

「それはこっちのセリフだぜ!」
十代がデュエルディスクを構える。


「「デュエル!」」
2人のかけ声でデュエル開始。
2人がデッキの上からカードを5枚引く。
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