遊戯王5DXAL 4th
□第115話:『執念を砕け 一星VSオズボーン』
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ジャンク・ヴィクトリー-スターダストは突撃で黒い光を貫いた。
黒い光は爆発。
そして、デュエルバトルフィールドシステムの起動が止まっていく。
要塞から出ていた敵ロボット軍団が次々と停止していく。
シルク:「これは!」
ラリー:「敵が止まっていく…!」
アリスター:「はぁ、決着がついたようだな」
クレイヴン:「ああ」
デュエルバトルフィールドシステムの軌道を停止したことで、フィールドに召喚されていたモンスターたちが消えて行く。
その頃、会場の外で無数のウングリュックを相手に戦っていたフロンティアのメンバーは…。
ボマー:「はあ!」
両手でガトリングガンタイプのデュエルギアを手に持って弾丸を連射して近づく敵を倒すボマー。
別方向から近づくウングリュックに気づくのが遅れてしまう。
しかし、鬼柳がインフェルニティ・パイソンから弾丸を放ち、ボマーに近づく敵の頭を貫いた。
ボマー:「助かった、鬼柳」
鬼柳:「気にするな。それにしてもキリがないな」
結界から次々と出てくる敵に対し、フロンティアメンバーの体力も限界が近づいていた。
愛:「はぁはぁ、このままじゃ、私たち…」
シェリー:「流石に、戦い続けるのは無理があるわね…」
息を切らしながら愛とシェリーは口にする。
すると、突然、目の前にいたウングリュックが消えた。
パティ:「え?」
スライ:「消えた?」
目の前にいた敵が消えたことで驚くパティたち。
目の前にいたウングリュックだけじゃない。
今、結界から出ようとしているウングリュックでさえも消えた。
イェーガー:「ど、どうなっているのですか…!?」
次々とウングリュックが消えて行くのを見て驚愕するイェーガー。
ナーヴ:「中で何かあったのか…!」
ナーヴが会場を見る。
一連の出来事の主要人物であるオズボーンは、デュエルバトルフィールドシステムの近くで倒れていた。
第7OP『二つの未来《黒田倫弘》』
第115話:『執念を砕け 一星VSオズボーン』
オズボーンを倒した一星とジャンク・ヴィクトリー。
オズボーン:「お、おのれ…」
床に倒れていたオズボーンが苦しそうに起きあがる。
オズボーン:「まさか、私が…こんな目に…」
一星:「諦めろ。お前の計画はもう終わりだ」
オズボーン:「いや、まだだ。まだ、パンドラの箱は消えていない…」
オズボーンは何処から出したのかデュエルディスクを手に付ける。
しかも、デュエルアイ付きのデュエルディスクだ。
ラリー:「あの男、まだやろうとしているのか」
オズボーンの悪あがきを見て、そう口にしたラリー。
その様子はラリーだけじゃなく、クレイヴンやアリスターたちも見ていた。
そして、チャンピオン・名人いや、四大神王者のスターリングは、物陰に隠れてみていた。
オズボーン:「私は己の執念を貫く。ノルマンディーカンパニーを世界の頂点に立たせて、多元世紀をコントロールするのだ。平和な世界にな…」
一星:「お前も平和を望む者か…」
オズボーン:「俺の執念を止めたければ、力づくで止めてみろ!」
デュエルアイを取り付けて、デュエルディスクを展開する。