遊戯王5DXAL 3rd

□第84話:『VS孫 襲いかかる血界モンスターの能力!』
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孫:「無駄だ。どんな攻撃も、俺の力の前には無力そのものだ!」
血のデスリングの破壊に失敗。

ましてや、血のデスリングによって再び身体が再生する。


孫:「うわああ!」
しかし、さっきまでとは様子が違った。

哲平:「なんだ・・・!?」

ツバキ:「これって、再生しているの…!」
孫の身体中の血管が浮き出て、目から大量の赤い涙が出てきていた。



そして、孫の身体が血のデスリングから出た赤いオーラに包まれる。


オーラは半透明で、中にいる孫の様子は見えていた。




ツバキ:「一体、何が…」
孫の様子を見るツバキ。


すると、ミッションウォッチに通信が入った。仲間たち全員に送る通信回線のようだ。


だが、見たことがない回線だった。とりあえず、回線を開いてみた。




遊馬:『ツバキ、哲平、聞こえるか?』



哲平:「その声は…!」
声を聞いた哲平とツバキが驚く。









第5OP『D-tecnoLife《UVERworld》』







第84話:『VS孫 襲いかかる血界モンスターの能力!』








ツバキ:「確か、ダイシャラス王国であった九十九遊馬…!」
声の主に驚くツバキ。





これは、仲間たち全員に送っている回線。

この通信を受信しているみんなが、遊馬がいることに驚く。






一馬:「ゆ、遊馬…!」


凌牙:「なぜ、あいつが、ここに…!」
一馬や凌牙たちは、遊馬の声を聞いて唖然とする。



未来:『一馬』
遊馬の声が聞こえたと思ったら、次は妻の声が聞こえた。


一馬:「未来、未来なのか!お前、遊馬と一緒にいるのか?」
未来の安否を心配する一馬。






未来は遊馬の腕を掴み、自分の声を一馬に聞かせる。



未来:「ええ、あのときさらわれた人達は全員無事よ。遊馬に助けてもらったから。それに、小鳥ちゃんたちもいるわ」
自分が遊馬といること、小鳥たちが無事だということを、みんなに教える。





他の者たち全員がホッとした。



一番、安心としたのは、自分の所為で、みんなが連れ去られてしまい、責任を感じていた剣代だった。

一緒にいた明日香が剣代の肩を掴んだ。

言葉は交わしていないが、その表情は「よかったわね」と言っていた。




だが、遊馬がここにいることで黙っていない男がいた。





ヤバ:「九十九遊馬!貴様、どうしてここにいる!」
フロンティア上層部”十天老士”の1人ヤバが追求する。



ヤバ:「貴様、孤独の法を破った責任は重い―」
ヤバが遊馬に激怒しながら言うが、その言葉に遊馬が上書きした。

遊馬:『俺がここにいることはどうでもいいだろう』
遊馬はそう返した。




遊馬の表情は怒っていた。やはり、自分たちを孤独の法にかけた十天老士が許せないのだ。
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