遊戯王5DXAL 3rd
□第74話:『隠密剣士部隊隊長としてのプライド 徳山VSレイド』
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フレシャス財団隊員A:「手加減無用だ!やれ!」
フレシャス財団の隊員たちがチャーリーたちに攻撃を開始する。
チャーリー:「イーヤッホー!」
ダイスリボルバーを連射させて近づく敵にサイコロを当てるチャーリー。
目が多いサイコロが当たった敵は吹き飛ばされ、小さい目のサイコロが当たった敵は、当たった部分を手で押させる。
春:「面白い武器じゃな」
明里:「感心している場合!敵は向こうの方が多いのよ!」
チャーリー:「君たち、せっかく俺と来たんだ。戦ってくれないか?」
チャーリーがそう言って目線を合わせたのが、羽蛾と竜崎だった。
羽蛾:「俺たちは、勝手に巻き沿いを喰ったんだ!」
竜崎:「そうや!戦うなら、好きにやってくれ」
チャーリー:「情けない男だね〜。女にバカにされるよ」
チャーリーがそういうと、うっと胸が痛くなる羽蛾と竜崎。
後ろから見るレベッカやカーリーたち女性の目線が気になる。
羽蛾:「もう!勘違いするな!」
竜崎:「ワイらは、ワイらの好きにやらしてもらうで!」
そういって2人はカードを手に持つ。
それを見たチャーリーが「ちょろい」と胸の中で囁いた。
第5OP『D-tecnoLife《UVERworld》』
第74話:『隠密剣士部隊隊長としてのプライド 徳山VSレイド』
基地の外でも中でも戦闘は激しくなっていく一方だった。
フレシャス財団の隊員Q:「ボスからの命令で、作戦が始まるまで戦いは避けろと言われていたが、そうもいってはいられんか!」
数人のフレシャス財団の隊員たちの前にいるのは、マリクとイシズ、エド、三沢だった。
三沢:「さっきから気になってはいるが、向こうは戦闘をする気がないようだな」
マリク:「あぁ、セルビアの奴らはすぐ僕たちに仕掛けてきたが、フレシャス財団の方は攻撃に殺気を感じない」
エド:「セルビアの方はともかく、フレシャス財団の方は、何かを狙っているようだな」
イシズ:「同盟を結んだとはいえ、完全に味方同士になったわけではないようですね」
4人は敵の行動と今までの攻撃を感じ取った結果、そう推測する。
別の場所では…。
セルビア隊員V:「敵1人にどれだけ手こずっているのだ!」
そうやって周りの同士に怒鳴る長髪の男性。
目の前には、カイトが立っていた。
カイト:「破滅のフォトン・スラッシュ!」
ギャラクシー・サーベルから粒子の斬撃を放ち、敵にぶつける。
カイトの目の前にいた敵は全て吹き飛ばされ、地面に倒れる。
ハルト:「兄さん!」
カイトが敵を片付けたと同時に、ハルト、フェイカー、一馬、ゴーシュ、Xが来た。
フェイカー:「こっちは片付いたようだな」
カイト:「あぁ、そっちは?」
ゴーシュ:「片付けたから、ここにいるんだろ」
カイト:「そうだな」
ゴーシュの言った言葉に納得し笑みを見せるカイト。
カイト:「仲間たちから連絡は?レイドに連れ去られたみんなは見つかったのか?」
カイトの元に連絡はない。だから、合流した仲間たちに聞くカイト。
一馬は首を横に振る。
一馬:「残念だが、未来たちが見つかったっていう連絡は聞いていない」
X:「それに、デスリングの方もな」
カイト:「そうか」
カイトが一言そういうと、後ろから足音が聞こえた。
一人の足音ではない。数人が走っている足音だ。
段々、近づいて来るのもわかる。
足音がする方を振り向くカイトたち。目の前にはセルビアの隊員が数十人いた。
ハルト:「また…!」
カイト:「次から次へと!」
カイトたちがデュエルギアを握り、敵と交戦を開始した。