遊戯王5D’s〜外伝〜
□第16話【闇裏の猛攻】
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「スカー・ウォリアーで、ヴィーナスに攻撃!ブレイブ・ダガー!!」
スカー・ウォリアーが攻撃する。
「くっ」
闇裏
LP2500→1500
「俺は、これでターンエンドだ」
遊星のターンが終了した。
『フッ…やっぱり簡単には倒せない相手だな…なら、もう明かしてもいいころか…俺の過去を』
闇裏が呟く。
『はいてもらうぞ、闇裏。お前がモーメントのデータを奪う理由を』
遊星が呟く。
第2OP BELIEVE IN NEXUS(遠藤正明)
RIDE−16【闇裏の猛攻】
MC:不動遊星、3ターン目にも関わらず、闇裏信士に大ダメージを与えた。闇裏信士は、どう反撃するー!
「いけー!遊星」
「その調子よ」
龍亜と龍可が言う。
闇裏は遊星の横に来る。
「やるな」
「随分余裕だな」
「それはそうだ。俺には使命がある」
「モーメントのデータを奪うことか?」
「それも、その一つだ」
「答えろ!なぜ、モーメントのデータを奪う?」
遊星が聞く。
「それは、俺を捨てた故郷をつぶすためだ!」
「!、故郷を…つぶす…?」
「俺は幼い頃に、故郷から追い出された。理由は、デュエルモンスターズだった」
「?」
「俺が住んでいた村は、初代村長がデュエルモンスターズを嫌い、その村全体にデュエルモンスターズの禁止令を出した。だが、俺はデュエルモンスターズが好きで続けた。そのため、実の親に捨てられ、村の、みんなも俺だけを差別するようになってきた」
「……………」
「だからこそ、俺は許せなかった。たかがデュエルモンスターズをやってた俺を捨てた親を、故郷を…」
闇裏が言う。