遊戯王5D’s〜外伝〜
□第3話【新サイキックデッキ】
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パソコンや本がいっぱいある部屋に一人の男がデッキを作っていた。
「ふん、完成したぞ。不動遊星を倒すデッキが!」
その男は大会で遊星と第1試合でデュエルする来宮虎堂だった。
来宮はデッキをテーブルに置き、パソコンをいじる。
「ふん、不動遊星。このデッキは、お前を苦しめるデッキではない」
来宮はあるホームページを見る。
「あの屈辱、忘れはせんぞ。元アルカディアムーブメント、いや、元サイコデュエリスト、十六夜アキ」
来宮が言う。
第1OP FREEEOM(La−Vie)
RIDE−3【新サイキックデッキ】
明るい太陽が昇る朝。
太陽の光がカーテンの隙間から照らし出す。
そして、部屋のベットに寝ていたアキが起きる。
「ん……ん〜」
赤いキャミソールを来たアキが両腕を上げ、背伸びする。
「ここは…」
アキは辺りを見る。
「あ!そうだ!私、今日から1ヵ月、遊星の家に泊まるんだったわ!」
アキが気づいた。
数分後、アキはガレージに行く。
そこにはDホイールの調整をしていた遊星がいた。
「起きていたか。おはよう、アキ」
「おはよう」
「眠そうだな」
「昨日、シティに戻ってくるの大変だったから」
「顔を洗ってこればいい。後、朝食だが、パンがある。いやなら、なんか作るが」
「パンでいいわ。…って、遊星、料理するの?」
「あたりまえだろ。なんかおかしいか?」
「いや、びっくりしたわ。まさか、あなたが料理するなんて。じゃあ、今日の夜、なんか作って?」
「ああ、いいぞ」
「やった。じゃあ、顔、洗ってくる」
アキは洗面所に向かった。