遊戯王5D’s〜外伝〜
□第2話【開幕!!ネオ童実野シティカップ!】
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明るい太陽が昇るネオ童実野シティ。
「やっと戻って来れたわ」
その街に赤い髪をし、赤いDホイールに乗った女性が着いた。
『元気にしてるかしら、パパにママ、それに…遊星……///』
女性の名前は十六夜アキ。遊星と元チームメイトだったシグナーだったデュエリストで、今は医者になっている。
第1OP FREEEOM(La−Vie)
RIDE−2【開幕!!ネオ童実野シティカップ!】
アキは実家に着いた。
「ただいまー」
アキは玄関に入る。
「おー、アキ!帰ったか」
「おかえりなさい。アキ」
父、英雄と母、節子が言う。
「ただいま、パパ、ママ」
そして、アキはリビングで紅茶を飲みながら、親と話した。
「そして言えば、アキ」
「何?パパ」
「前に電話で話した、家のことなんだが…」
「衣替えの話し?」
「ああ、それなんだが、実は私と母さん、仕事の関係で1ヵ月、海外出張に行くことになってしまい、衣替えは担当の人だけに任せようと思っている。だから、帰ってきて、早々すまないんだが、一人で生活してくれるか?」
「ええ、わかったわ」
アキが言う。
「くれぐれも戸締まりには気をつけて。最近、ここら辺も物騒になってるから…あ!そうだわ」
節子が何かを思い出す。
「?」
「どうした?母さん」
すると、節子は英雄の耳元で話す。
アキに聞こえないように。
「ああ、なるほど」
「どうしたの?」
「いや、ところで、遊星くんには会いに行くのか?」
「ええ、これから行こうと思ってるわ。パパたちは遊星と会ってるの?」
「それが彼、仕事が忙しくて、あんまり会える機会がないのよ」
「そうなんだ…」
アキが言う。