遊戯王5D’s〜外伝〜
□第1話【シンクロ復活】
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ネオ童実野シティの街中の中央にある海馬コーポレーション。
その地下では、モーメントがあり、そこで一人の男がチーフを勤めていた。
その男はパソコンをいじっていた。
「ふー、破滅の未来に向かわせないようにするのは、一苦労だな」
その男、右頬にマーカーをつけるネオ童実野シティの救世主、不動遊星だった。
第1OP FREEEOM(La−Vie)
RIDE−1【シンクロ復活】
遊星は、自分の仕事場でパソコンをいじっていた。
すると、そこに
「失礼します」
助手がコーヒーを持って入ってきた。
「チーフ、コーヒーです」
「ああ、すまない助かる」
遊星はコーヒーを受け取る。
「チーフ、少しは休んで下さい。ここ1週間、あまり寝てないって聞きますけど」
「心配してくれるのは、ありがたいが、まだ仕事がたまっている。それを片付けたら寝るさ」
「そうですか。話しは変わりますが、チーフは大会に出るんですか?」
「大会?」
「ええ、ネオ童実野シティで開かれるライディング・デュエルの大会、ネオ童実野シティカップ。童実野シティとサテライトを結ぶデュエルコース。8周年記念としてイェーガー市長が立案した大会ですよ。イェーガー市長からお誘いは受けてるんですよね?」
「ああ、参加名簿も見させてもらった」
「久しぶりに会えるんじゃないですか、皆さんに」
「悪いが、俺は出場しない」
「え?ネオ童実野シティを救った救世主と言われたお方が、なぜ?」
「そうしてる暇がないからだ」
遊星はコーヒーが入ったカップを置く。